個別避難計画の整備を推進しています
市では、地域防災計画の「要配慮者支援計画」に基づき、災害時に特に支援が必要な方を「避難行動要支援者」として位置付けています。
避難行動要支援者に当たる方には、ご本人の同意をいただいたうえで、それぞれの状況に応じた「個別避難計画」を作成し、お住まいの地域(区・民生児童委員など)や高齢者・障害者支援施設、警察機関などと情報を共有することとしています。
個別避難計画とは
個別避難計画は、地域の支援を受けながら円滑に避難できるようにすること、また福祉避難所への移動など必要な支援を適切に行うことを目的としたものです。
災害時にどのような避難行動が必要となるかを、行政や地域の皆さんが事前に把握し、的確な支援につなげるために作成します。
日常生活の中で特別な配慮が必要な方や、移動・判断に支援を要する方など、その方の状況に応じて内容をまとめていきます。
作成対象となる方の例
- 避難指示などの緊急時の情報をテレビやラジオなどから取得できない
- 避難が必要かどうか、または適切な避難の方法についての判断が自力ではできない
- 避難行動に介助が必要
- 独居など、災害時に孤立してしまう可能性がある
個別避難計画の作成を希望される方へ
個別避難計画の作成を希望される方は、下記の必要書類をダウンロードのうえ、必要事項を記入いただき担当窓口までご提出ください。
記載にあたりご不明な点があった場合や、作成の必要性についてのご相談についてもお気軽にお問い合わせください。
参考2:避難所・災害ハザードマップ
よくある疑問にお応えします
個別避難計画を作成しておくと何か良いことがあるの?
「避難時に支援が必要な方」として行政や地域の皆さんと情報を共有することで、災害時に必要な支援が行き届きやすくなります。
また、近隣の方からの声掛けや見守りの機会が増えるほか、福祉避難所への避難が必要かどうかについて、行政が事前に判断しやすくなるなど、より適切な支援につながります。
一人暮らしの高齢者にあたるが、必ず作成しないといけないの?
一人でも避難ができる方や、避難時の支援者(親族等)が身近にいる方は、必ずしも作成する必要はありません。
障がいを持っているので、災害時に普通の避難所で過ごすことが難しい。作成したほうが良い?
避難時には特別な配慮が必要な方は、「福祉避難所」への避難が可能となる場合があります。
福祉避難所は、災害時において、高齢者、障害者、乳幼児等の要配慮者のうち、一般の避難所では生活が困難な方が安心・安全に避難生活ができるように、必要に応じて開設する避難所です。
個別避難計画は、こうした福祉避難所への誘導を速やかに行うためにも有用なものですので、ぜひ作成の検討をお願いします。
参考:福祉避難所について
個別避難計画を作成したが、昨年と周囲の状況が変わってしまった。どうすれば良い?
個別避難計画を作成した方には、毎年1回「現況確認」を行い、ご本人やご家族の状況について更新していきます。
対象の方には調査用紙を郵送しますので、記入のうえご返送いただくようお願いいたします。
福祉課共生社会推進係
電話:0268-64-8888
メール:engo@city.tomi.nagano.jp
更新日:2025年12月31日
![東御市(とうみし)[TOMI CITY OFFICE]](../../file/12340.gif)

