ツキノワグマにご注意ください
クマはあらかじめ人間の存在を知っていれば、自分から逃げたり身を隠したりしますが、
出会いがしらに遭遇したり子グマを連れているときは、人間を襲う場合があります。
クマによる人身被害から身を守るため次の点にご注意ください。
・ツキノワグマに対しては「クマに会わないことが」が一番の安全対策です。
○森林内に入る際は「複数での行動」、「音の出るもの(鈴、ラジオ等)の携帯」を心がけ、
クマと遭遇することを避けてください。
○山間部で農作業をされる皆さんはラジオ等音の出るものを持参し、
人の気配をクマに意識させるようにしてください。
○日没から早朝にかけてはクマの行動が活発になり、遭遇する可能性が高くなりますので、できる限り山際に近づくことは避けてください。やむを得ず行動する場合は、自動車のクラ
クションやライトを活用し存在を知らせたり、クマスプレーを携帯し安全対策を講じるよ
うにしてください。
○生ごみや廃棄農作物はクマを引き寄せる要因となります。
庭先や畑等への放置はせず、収穫しない農作物は適正に処分してください。
○雨天時または降雨直後の入山は匂いや足音が薄れ、クマと遭遇する可能性が高いので
避けてください。また、沢沿いでの行動も同様に足音や話し声が薄れるため、十分に
注意してください。
・それでもクマと出会ってしまったときの対応
○万が一、遭遇してしまったときは、目をそらさず、ゆっくり後ずさりしながら
その場を離れてください(クマには背を向けて逃げると追いかける習性があります)。
【参考】
・環境省ホームページ「クマ類の出没対応マニュアル」ほか参考資料
農林課耕地林務係
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メール:nousei@city.tomi.nagano.jp
更新日:2025年1月6日