予防接種
子どもや高齢者は病気にかかりやすく、かかると重症化することがあります。予防接種で免疫をつけて感染症を予防しましょう。
1.定期予防接種について
定期予防接種は、予防接種法により対象疾病、対象者および接種期間が定められています。
①子どもの予防接種(自己負担は無料です)
②高齢者の予防接種
- 高齢者用肺炎球菌 (自己負担は2,000円です)
2.予防接種を受けに行く前に(注意事項)
予防接種は、健康な人が元気な時に受け、その病気の感染を予防するものですから、体調のよい時に受けるのが原則です。
保護者の方は、日ごろからお子さんの体調・体質に気を配ってください。気にかかることがあれば、あらかじめかかりつけ医や市保健係へ相談してください。
以下の注意を守って、予防接種を受けていただきますようご協力ください。
- 病気で治療中、または経過を見ている場合は、主治医に相談してください。
- 持ち物は、体温計(接種会場で当日、体温を測ります)、母子手帳、接種する予防接種の予診票、健康保険証(住所確認のため)です。
- 予防接種を受けるお子さんの日頃の健康状態をよく知っている保護者が連れていってください。
予防接種の効果や副反応について、よく理解した上で接種に同意した時に限り、接種が行われます。
3.予防接種を受けることができない人
①接種会場で測定した体温が37.5℃以上のとき
②1年以内にけいれん(ひきつけ)を起こしたことのある人
③重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
急性の病気で薬を飲む必要のある人は、その後の病気の変化もわかりませんので、その日は見合わせることが原則です。
④その日に受ける予防接種のワクチンに含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな人
アナフィラキシーとは・・・
通常、接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。
発汗、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出る、嘔吐、声が出にくい、息が苦しい等の症状に続き、ショック状態になるような激しい全身反応のことです。
⑤次の感染性疾患にかかり、治って1か月以上経過していない人、または同居家族の中で次の感性性疾患にかかって2週間経過していない人がいる場合。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、風しん(3日ばしか)、麻しん(はしか)、水痘(水ぼうそう)、百日咳、手足口病、突発性発しん、ヘルパンギーナ、とびひ、伝染性単核症、リウマチ熱、急性腎炎、ウイルス性肝炎、異型しょう紅熱(溶連菌感染症)、伝染性紅斑(りんご病)、その他の感染症
⑥その他、医師が不適当と判断した場合
4.予防接種を受けた後の注意事項
①予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こる可能性があるため、接種会場でお子さんの様子を見ます。
②予防接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
③入浴は差し支えありませんが、注射部位はこすらないでください。
④接種当日は、激しい運動を避け、いつも通りの生活をしてください。
5.市内個別予防接種実施医療機関
医療機関名 | 住 所 | 高齢者 インフルエンザ | 高齢者用 肺炎球菌 |
電話番号 | |||
祢津診療所 | 祢津343-2 | 〇 | 〇 |
62-0273 | |||
長谷川耳鼻咽喉科 | 県124-3 | 〇 | ☓ |
62-2006 | |||
酒井医院 | 田中800-51 | 〇 | 〇 |
64-3170 | |||
ささき医院 | 本海野1673-1 | 〇 | 〇 |
64-3711 | |||
ほしやま内科 | 常田172-1 | 〇 | 〇 |
62-3115 | |||
せき内科クリニック | 本海野1496-102 | 〇 | 〇 |
64-7171 | |||
春原整形外科クリニック | 常田399-1 | 〇 | 〇 |
64-6200 | |||
東御記念 セントラルクリニック | 県165-1 | 〇 | 〇 |
62-1231 | |||
東御市民病院 | 鞍掛198 | 〇 | 〇 |
62-0050 | |||
東御市立 みまき温泉診療所 | 布下6-1 | 〇 | 〇 |
61-6002 |
※子どもの予防接種については、保健ごよみをご確認ください。
6.予防接種健康被害救済制度
予防接種は感染症を予防するために重要なものですが、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。 極めてまれではあるものの、健康被害をなくすことはできないため、予防接種法に基づく救済制度(医療費・障害年金の給付など)が設けられています。
給付申請の必要が生じた場合には、健康保健課保健係までご相談ください。
※その健康被害が接種を受けたことによるものであるかを、予防接種・感染症医療・法律等の専門家からなる国の審査会にて審議する必要があり、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。
*「赤ちゃんすくすくブック」等をよく読み、わからないことがあればお問い合わせください。
健康推進課保健地域医療係
電話:0268-64-8882 | ファクシミリ:0268-64-8880
メール:kenko-suishin@city.tomi.nagano.jp
更新日:2024年4月1日