とうみレッツ号運行見直しの概要
平成18年10月から運行を開始した「とうみレッツ号」は、市民の足として親しまれてきましたが、利用者の高齢化や免許保有者数の増加などの影響により、利用者の減少が課題となっていることから、将来にわたって持続可能な仕組みとするため、平成29年10月から2年間を試行期間と位置付けて、土曜日運行の試行、料金改定(片道200円→片道300円)、コーディネーターによる利用相談支援などに取り組んでまいりました。
この10月をもって、2年間の試行期間が終了することから、この期間中の運行結果や利用状況、利用登録者アンケートの結果等を踏まえて、次のとおり運行の見直しを行いました。
(1)令和元年9月28日(土)をもって、土曜日運行を終了しました。
土曜日は休みの医療機関や公共施設が多く、またデマンド交通の主な利用者である高齢者においては同居家族などに送迎を頼める方も多く、土曜日の利用促進には限界があるとともに、全体の運行経費を押し上げる要因となっていることから、令和元年9月28日(土)をもって、土曜日の運行を終了しました。
(2)令和元年10月1日(火)以降の販売分から、回数券の枚数を増やしました。
とうみレッツ号の将来にわたる運行継続と運行経費にかかる一定の負担の原則から、乗車料金については、引き続き片道300円としますが、回数券の価格を12枚つづりで3,000円(現在は11枚つづりで3,000円)とすることで、片道料金を実質250円とし、回数券により継続的にご利用いただいている皆様の負担軽減といたします。
(3)その他の取り組み
ア コーディネーターによる相談支援活動
これまでに引き続きコーディネーターを設置し、福祉部門との連携を一層、強化する中で、乗降に不安を抱える利用者が少しでも長くデマンド交通をご利用いただけるよう、支援にあたります。
イ 介助者の利用料金の無料化
レッツ号は「ひとりで乗降可能な方」のほか、「介助者があれば乗降可能な方」にご利用いただけますが、この場合の介助者の料金を無料とします。
ウ 新たな利用者層の確保
高齢者の寄り合いの機会などにお伺いしながら、PRや利用方法の周知活動を引き続き展開するとともに、高齢者の免許返納施策とも連携しながら新たな利用者層の確保に取り組みます。
商工観光課商工労政係
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更新日:2019年10月8日