水害時の衛生対策と消毒について
集中豪雨などで家屋等が浸水した場合は、細菌やカビが繁殖し感染症や食中毒が起こりやすくなります。
万が一、家屋等の浸水被害が発生した場合は、健康被害を防ぐために衛生対策(清掃・乾燥・消毒)を行いましょう。
水害時の感染症予防では、清掃と乾燥が最も重要です。
屋外(特に床下や庭)では消毒は原則不要です。
消毒の前に十分清掃しましょう
- ケガを防ぐため厚手のゴム手袋と長靴を着用する
- 土ほこりから目や口を守るため、ゴーグル・マスクを着用する
- ドアと窓を開放し、室内を乾燥・換気する
- 汚泥を取り除き、しっかり乾燥させる(清掃が不十分だと消毒の効果が発揮できません)
- 清掃後はしっかり手を洗い、シャワーを浴びる
- 清掃が完了するまでは、子どもやペットを室内に入れない
※水に浸かった食品や停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品は破棄しましょう
※熱中症や寝不足に注意し、食事や水分摂取を心掛け、無理をしないようにしましょう
消毒方法について
泥などの汚れを洗い流し十分に乾燥させてから、消毒液を浸した布などでよく拭きましょう
主な消毒薬
- 次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤でも可)
- 消毒用アルコール(アルコール濃度70%以上)、塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)
(対象物の色あせ、腐食などにより次亜塩素酸ナトリウムが使用できない場合)
※次亜塩素酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウムは希釈して使用します。消毒薬は使用方法を誤ると健康を害するものもありますので、使用上の注意事項を確認してから使用しましょう。
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健康推進課保健地域医療係
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更新日:2025年7月11日