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市指定文化財 山浦真雄作 脇差 銘「造信陽士真雄時年六十三 慶應二年八月日」

名 称(ふりがな)

(やまうらまさおさく わきざし めい「しんようしまさお つくる じねん ろくじゅうさん けいおうにねんはちがつひ」)

種 別

市有形文化財・金工品

指定日

令和7年2月21日

構造・規模

長さ 47.2cm

反り 0.4cm

指定理由

本脇差は、菖蒲様鵜首造、庵棟、地肌は縦横に動きがあり、刃中の沸、金筋が優美であり、茎の銘は、毛筆で書いたような運筆を表し、山浦物の特徴をす全て兼ね備えている真雄の代表作の一つ。

真雄円熟期の優品として真雄、清麿、兼虎の出身地である東御市にとって重要な作品と言える。

作 者

山浦真雄は、文化元年(1804)赤岩村に生まれる。世襲の赤岩村名主職を務めるかたわら、納得できる自分の佩刀を作ろうと古伝の鍛刀法を研究した。江戸の名工水心子正秀との関わりがあったほか、上田藩工河村寿隆のもとで2年間作刀を学んでいる。小諸や上田で藩主用の刀を鍛造するなど名声を得た後、嘉永6年(1853)には松代藩真田家の試刀会でその刀は、すさまじい切れ味と強靭さを示して高い評価を得、同藩のお抱え刀工となる。新々刀期の名工の一人に数えられている。明治7年(1874)没71歳。

所在地  丸山晩霞記念館 所蔵

所有者 東御市

山浦真雄作脇差

撮影 冥賀明子氏

署名

文化・スポーツ振興課文化振興係(文化財)
電話:0268-75-2717 | ファクシミリ:0268-63-5431
メール:bunka-sports@city.tomi.nagano.jp

  更新日:2025年2月28日

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