市指定有形文化財 両羽神社太鼓
名 称
もろはじんじゃたいこ
種 別
市有形文化財
指定日
平成24年10月17日
規模・構造
「胴長の太鼓」と呼ばれるつづみ状の太鼓。胴は円筒状で長さ42cm。胴の両端に張られた皮は直径48cm。
指定理由
両羽神社に伝わる戦国時代の太鼓、胴の内側に次のような墨書がある。
八葉山大明神 大玉郷大宮 雅義(花押)
時(ときに)天正十二年甲申七月二十二日是おかく也
望月大宮社鬣神六郎 議佐
「大玉郷」とは下之城村の古名で両羽神社は「大玉大明神」とも「大宮」とも称しました。また、神主とみられる「雅義」の「雅」は、当時の望月氏当主、望月信雅の「雅」の字を拝領したと考えられる。
墨書銘により天正12年(1584年)という製作年代が確認できる大変古い太鼓の遺例として貴重である。
所在地
両刃神社 東御市下之城169-1
文化・スポーツ振興課文化振興係(文化財)
電話:0268-75-2717 | ファクシミリ:0268-63-5431
メール:bunka-sports@city.tomi.nagano.jp
更新日:2025年3月31日