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片羽八幡水

 

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片羽八幡水(かたははちまんすい)

天然記念物・市指定

昭和59年3月8日指定

片羽区の八幡神社境内に湧出するこの湧水は「八幡清水」とも呼ばれ、地元の人々に親しまれています。水質が良く、水量も豊富(1150ℓ/日)なことから、以前は、飲用水として多くの人々に利用されてきました。また、現在でもこの末流は、その下流域にある約10haの水田の灌漑(かんがい)用水に利用されており、この地域の稲作等に大きな恩恵をもたらしています。
明治11年(1878)に明治天皇の北陸巡行が行われた際、牧家が御小休所となって、この八幡水が「御膳水」として利用されました。
その後、大正14年(1925)に旧滋野小学校が、この湧水のある場所に建設されたのは、「尽きることなく湧き出るこの御膳水」に村の繁栄の願いを込めてのことでした。そして学校用水のすべては、この湧水によってまかなわれていました。
昭和53年(1978)に新校舎が建設されてからも、プールの水には、この湧水もとり入れられ、大いに利用されてきました。加えて学校地内の庭園の緑樹の間を清水が巡らされており、緑豊かな学校環境を作り出すのに一役買っています。

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所有者 片羽区

所在地 東御市滋野・片羽2984

署名

文化・スポーツ振興課文化振興係(文化財)
電話:0268-75-2717 | ファクシミリ:0268-63-5431
メール:bunka-sports@city.tomi.nagano.jp

  更新日:2023年3月31日

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