王墳古墳
王墳古墳(おうつかこふん)
市史跡
昭和55年3月21日指定
この古墳は曽根区にあり、墳丘の大部分が流失し、墳頂は平らで石室の天井石の一部が、幅約1m、長さ約1.5mの大きさで6個露出しています。また、石室は南西に向かって開口し、玄室(げんしつ)と羨道部(せんどうぶ)の境界がはっきりしない「とっくり型」です。
古墳時代後期(6~7世紀)の横穴式石室(よこあなしきせきしつ)をもつ円墳ですが、市内にある同式石室を持つ古墳としては規模が大きいことから、その勢力の強大であったことと合わせ、当地方の開拓がすでに進んでいたことを物語る貴重な古墳です。
所有者 曽根区
所在地 東御市和・曽根2107
文化・スポーツ振興課文化振興係(文化財)
電話:0268-75-2717 | ファクシミリ:0268-63-5431
メール:bunka-sports@city.tomi.nagano.jp
更新日:2023年3月31日