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宮嶽山陵神社水石

 

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宮嶽山陵神社水石(みやたけさんりょうじんじゃみずいし)

市有形民俗文化財

昭和59年3月8日指定

この水石は、祢津地区宮ノ入の宮嶽山陵神社(四の宮権現)の麓を南に流れる唐沢川と、 参道入口とが交わる宅地の角にあります。
大きく、神社参拝用としての水石の性格をよく考えて作られ、しかも製作年代が刻まれており、当市の水石としてもっとも優れたものです。
長方形で、下方がやや狭くなっています。上端の正面間口約2.2m、奥行約1m、高さ約0.75mで、くりぬいて水のたまる内部の深さは約24㎝、西側面の中央やや北寄りに直径2㎝の穴が、内部の底に通じるように掘られ、排水口となっています。
正面(南の方)の上の縁には同じ間隔で、6カ所の溝を刻み、ここからいっぱいになった水が落ちるようになっています。神社へ参拝に来た人々は、ここで手を洗い、口をゆすぐのです。
西側の壁面に「正徳四(1714)甲午歳」と刻まれており、江戸時代中期のものです。発願者・寄進者・石屋等のことはわかりませんが、あるいは、水石の北側が石垣に接していて見えないので、そこに刻まれているのかもしれません。
毎年4月の宮嶽山陵神社の例祭には、唐沢川の上流より樋(とい)で水を取り入れ、その余り水はそばを流れる唐沢川に流すようになっています。

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所有者 西宮区

所在地 東御市祢津・西宮2355-3

署名

文化・スポーツ振興課文化振興係(文化財)
電話:0268-75-2717 | ファクシミリ:0268-63-5431
メール:bunka-sports@city.tomi.nagano.jp

  更新日:2023年3月31日

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