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春原家住宅

 

春原家住宅(すのはらけじゅうたく)

重要文化財・建造物(国)

昭和48年6月2日国指定

釜村田にあるこの住宅は、江戸時代に建てられた貴重な民家です。春原家は江戸時代の初期から当地に住み、慶安年間ごろには名字を許される有力な農家でした。
昭和55・56年に行われた解体修理の際に、建築年を示すものは見いだされませんでしたが、細かい小屋梁(こやばり)を用い、部屋には窓がないなど閉鎖的であることなどから、17世紀末(元禄頃)の建物と考えられています。建物は寄棟造(よせむねづく)り茅葺(かやぶ)きで、桁行(正面)10間半、梁間(奥行)4間半と大型で、間取りは、東方の6間に4間を土間とし、ダイドコ・マヤ・ミソベヤを設け、西方を床上部として、西からザシキ・チャノマ、北寄りに西からオヘヤ・ネドコ・キタノマを設けています。
春原家住宅は、長野県東南部の農家の特色をよく示す同系統の民家の中で、年代が最も古い家屋です。

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所有者 個人

所在地 東御市和7192-1

  更新日:2023年3月31日

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