東御市教育委員会主催事業として、歴史研究講座事業「滋野一族の歴史と文化」が開催されます。中世の東信濃(東御市域)に隆盛した滋野一族の歴史をテーマとした専門研究者による講演と古式放鷹術の実演を開催するものです。
海野氏は滋野一族の宗家として木曽義仲挙兵の中核を担い、平家物語や源平盛衰記にその活躍が記されています。義仲の祐筆、軍師であった大夫房覚明は海野氏の出身で、平家物語の成立に関わったとも云われています。また、義仲の嫡男・清水冠者義高に仕えた海野幸氏は義高の亡き後、源頼朝に仕え鎌倉幕府の御家人、弓馬の名手として重用されました。曽我物語には頼朝の浅間の狩りに際して海野幸氏の活躍とその名誉が語られています。
歴史学だけではうかがい知ることのできない海野一族の真相を、平家物語と曽我物語から読み解きます。
日 時 平成23年11月19日(土) 午後3時00分~午後5時30分
会 場 東御市中央公民館 3階 講堂
講 演 「曽我物語と海野幸氏」 二本松康宏(静岡文化芸術大学准教授)
「平家物語のなかの海野氏」 福田 晃(立命館大学名誉教授)
中世の東信濃に栄えた海野、祢津、望月のいわゆる滋野三家。そのなかでも祢津を本領とする祢津氏は、諏訪大社に仕える放鷹術の一族としても知られていました。放鷹術は、たんに獲物を捕るための狩猟技術というだけでなく、古代より貴紳社会における文化的教養であり、のちの武家社会においては心と技の実践的修練として伝承されたのです。中世諏訪信仰の特別な祭礼では神事としての鷹狩が挙行され、その鷹匠の宗家は祢津氏であり、代々、祢津神平を名乗る祢津流という鷹術でした。祢津こそはいわば日本の放鷹文化の聖地でもあったのです。伝説の鷹匠・祢津神平の歴史と文化がよみがえります。
日 時 平成23年11月20日(日) 午前10時30分~正午
会 場 東御市立祢津小学校 校庭グラウンド(雨天は祢津小体育館で鷹術の解説)
実 演 放鷹義塾による実演 (鷹匠がオオタカを用いて古式鷹術を披露します)
※実演会場へのペット連れ込みは厳禁でお願いします。会場周辺の駐車場に限りがありますので、ご了承ください。
(会場周辺の臨時駐車場 : 祢津公民館 JA祢津支店様 JA東部営農センター様 味の里とうみ様 ファンケル発芽玄米様 )
日 時 平成23年11月20日(日) 午後1時30分~午後5時00分
会 場 東御市中央公民館 3階 講堂
講 演 「祢津流の鷹術とその展開」 二本松泰子(立命館大学非常勤講師)
「祢津氏と滋野一族」 石川好一(元東部町公民館長)
「放鷹文化の原郷<祢津>」 福田 晃(立命館大学名誉教授)
・歴史研究講座事業‐滋野一族の歴史と文化‐チラシ
滋野一族の歴史と文化.pdf
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