今回完成した東御市土砂災害・洪水ハザードマップ(避難地図)は、長野県が調査作成した「土砂災害警戒区域図」と「浸水想定区域図」をもとに作成したもので、土砂災害警戒区域と市内の一級河川がはん濫した場合の浸水想定区域とを一緒に表示した避難地図となっています。
■土砂災害警戒区域図
土砂災害警戒区域は、基礎調査により渓流の侵食される土砂量やがけの斜度、地質などをもとに解析を行い、土砂災害の恐れのある区域を指定しています。
■浸水想定区域図
浸水想定区域は、現況の河道状況のもとで、概ね100年に1度の確立で起きると想定される豪雨により、信濃川水系千曲川及び成沢川、金原川、三分川、求女川、所沢川、西沢川、鹿曲川、小相沢川の長野県が管理する区間ではん濫した場合に想定される浸水の区域を指定しています。
土砂災害・洪水ハザードマップ(避難地図)には、土砂災害並びに洪水で危険性がある地域を図示し、避難所を示したことで、市民の皆さんの自主的な早期避難に役立つよう作成しました。自分の住んでいる地域が土砂災害(土石流)の発生の区域であるか、また、洪水はん濫等によりどのような浸水被害を受けるのか認識を深めていただき、緊急時の水防、避難活動等に活用しましょう。
東御市の土砂災害警戒区域は、基準に当てはめますと広範囲に警戒区域の指定がされています。これは土石流警戒区域の基準である「扇頂部から下流で勾配が2度以上の区域」に当てはまるもので、東部地区のほとんどが扇状地で南面傾斜であるため該当するものです。また、急傾斜地警戒区域は、千曲川や鹿曲川の河岸段丘に多く存在しているのも特徴で、現在赤岩地区では急傾斜地崩落対策事業が実施されています。
洪水はん濫区域は、下表の基準により市内を流れる一級16河川のうち8河川を対象としています。特に東部地区に流れる金原川や西川、成沢川等は、過去に集中豪雨により多大な被害を出した河川との記憶がある方も多いのではないでしょうか。これら河川の特徴は、急流。このため、想定した雨量の場合にはん濫した洪水は扇状地を流れ出し、千曲川へ流れ込むものとの予測です。流れ出す洪水範囲はほとんどが50cm未満の色で広域に表示をしていますが、その場に滞留するものではありません。
最初に、土砂災害・洪水ハザードマップ(避難地図)をご覧いただくと驚かれることでしょう、「東御市は危ないの!?」と。私たちが住む東御市は、南傾斜の東部地区と台地の北御牧地区とに区別ができ、災害の少ない地域として、その特徴を生かして発展してきました。反面、過去にある「戌の満水」など「その特徴が故の災害もある」ということを改めて認識してください。
東御市の土砂災害・洪水ハザードマップは下記より確認できます。
東御市土砂災害・洪水ハザードマップ(地図面)【5.96MB/PDF】
東御市土砂災害・洪水ハザードマップ(情報面)【4.66MB/PDF】
市内を流れる一級河川8河川(L=35.8km)で洪水はん濫が発生した場合に予想される浸水範囲やその深さなどを表示した「東御市域浸水想定区域図」を基礎データとして活用しています。
信濃川水系成沢川および金原川、三分川、求女川、所沢川、西沢川、鹿曲川、小相沢川を対象としています。なお、千曲川の浸水想定区域図もこれに統合しています。
検討条件は、現況の河道状況(平成20年3月末時点)のもとで概ね100年に1回程度起こる大雨が降ったことにより、信濃川水系8河川の長野県が管理する区間ではん濫した場合に想定される浸水の状況を想定しています。はん濫した場合の浸水範囲と浸水深は、色別に5段階で表示しています。
●対象区間 : 各河川の県管理区間および対象はん濫原
№ | 河川名 | 河川延長(km) | |||||
1 | 成沢川 | なるさわがわ | 6.2 | ||||
2 | 金原川 | かなばらがわ | 6.5 | ||||
3 | 三分川 | みわけがわ | 4.0 | ||||
4 | 求女川 | もとめがわ | 4.3 | ||||
5 | 所沢川 | しょざわがわ | 4.4 | ||||
6 | 西沢川 | にしざわがわ | 3.1 | ||||
7 | 鹿曲川 | かくまがわ | 6.2 | ||||
8 | 小相沢川 | こあいざわがわ | 1.1 | ||||
合 計 | 35.8 | ||||||
急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、住民等の生命または身体に危害が生じる恐れがあると認められる区域であり、危険の周知、警戒避難体制の整備が行われます。
土 砂 災 害 警 戒 区 域
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土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)とは、「急傾斜地の崩壊等が発生した場合には住民等の生命又は身体に危害が生ずる恐れがあると認められる土地の区域で、当該区域における土砂災害を防止するために警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域として政令で定める基準に該当するもの」に該当する区域のことをいいます。(土砂災害防止法第6条第1項)
■急傾斜地の崩壊 イ 傾斜度が30度以上で高さが5m以上の区域 ロ 急傾斜地の上端から水平距離が10m以内の区域 ハ 急傾斜地の下端から急傾斜地高さの2倍(50mを超える場合は50m)以内の区域 ■土石流 土石流の発生のおそれのある渓流において、扇頂部から下流で勾配が2度以上の区域 ■地滑り イ 地滑り区域(地滑りしている区域または地滑りするおそれのある区域) ロ 地滑り区域下端から、地滑り地塊の長さに相当する距離(250mを超える場合は、250m) の範囲内の区域
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別土 警砂 戒災 区害 域特
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土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)とは、「警戒区域のうち、急傾斜地の崩壊等が発生した場合には建築物に損壊が生じ住民等の生命または身体に著しい危害が生じる恐れがあると認められる土地の区域で、一定の開発行為の制限及び居室を有する建築物の構造の規制をすべき土地の区域として政令で定める基準に該当するもの」に該当する区域のことをいいます。(土砂災害防止法第8条第1項) |
※土砂災害警戒区域等の指定・千曲川及び一級河川の管理
長野県上田建設事務所 TEL(0268)23-1260/FAX(0268)23-0550
なお、土砂災害警戒区域等に関するさらに詳しい情報がお知りになりたい方は、こちら(長野県土砂災害防止法ページ)をご覧ください。
お問い合わせ先
建設課管理係
電話:0268-64-5892 | ファクシミリ:0268-64-5881
メール:kensetsu@city.tomi.nagano.jp