東御市(とうみし)|生誕100周年記念 小林邦二 ひたむきに画道へ|人と自然が織りなす しあわせ交流都市 とうみ
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生誕100周年記念 小林邦二 ひたむきに画道へ

生誕100周年記念 小林邦二 ひたむきに画道へ

2018年4月28日(土)~5月20日(日)

《二重像》1942年

 生誕100周年展にあたり

 小林邦二は16歳で苦学の道を進み、阿以田治修に師事した。天才少年として彗星のごとくその名を馳せ、その画道は順風満帆であるかのようであったが、自らその道と決別し、孤高の道を選んだのである。

 表情のない人物、ねじれた空間で描かれた風景など、初めて小林邦二の作品と出会う人は違和感を覚えるかも知れないが、八木義徳(第18回芥川賞受賞作家)は、「邦さんの絵には土性骨がある。しぶとい頑固さがある。朴直な野生がある。純潔なナイーブさがある。これは邦さんの絵の性格であると同時に、いやむしろ、小林邦二という人間そのものの性格だ。だから邦さんはけっして美しい絵を描こうとはしない。物の「真実」を掴もうとする。この場合、真実とは邦さんにとっては、そのもの自体に内在する固有の「美」のことだ。その美を邦さんは辛抱強く、信州人特有の忍耐と粘りと執拗さをもってすこしずつ徐々に、しかも確実に掌のなかに握り込もうとする。だから邦さんの絵は、観る者にまずなによりも「誠実」を感じさせる。誠実これこそが美神の祭壇への最短距離であることを案外にもひとは見逃す。彼らは才能という曖昧不定な言葉に安易に逃避する。しかも彼らは他人の才能には決して責任を持たぬ。」と讃辞を送っている。

 本展では、長年にわたり父・小林邦二を調査、顕彰している小林一英氏の研究を通じて、小林邦二が歩んだ「ひたむきな画道」を展観する。

会期:2018428日(土)〜520日(日)

会場:丸山晩霞記念館(東御市文化会館展示室)

料金:入場無料

時間:9時〜17時 会期中無休

ギャラリートーク

「画家・父 小林邦二を語る」